「多様性を強みとして生かすための知識&スキル習得セミナー② ダイバーシティ時代のチームマネジメント~多様性のあるチームを率いるために~」を開催しました
12月21日(月)13:30より、「多様性を強みとして生かすための知識&スキル習得セミナー②ダイバーシティ時代のチームマネジメント~多様性のあるチームを率いるために~」をオンラインにて開催しました。
「多様性を強みとして生かすための知識&スキル習得セミナー」の第2弾となる今回は、講師に株式会社クオリア代表取締役 荒金雅子さんをお招きし、北海道大学の教職員の方々をはじめ、北海道ダイバーシティ研究環境推進ネットワーク(KNIT)共同実施機関である帯広畜産大学の教職員の方にもご参加いただき、計12名が参加しました。
セミナーではまず「D&I経営の最新動向」として、「社員のやる気」「働きたい国」「ジェンダーギャップ」等のランキングで諸外国に後れを取り、取り残されていく日本について触れ、このような現状を打破するために何が必要なのか、ダイバーシティの観点からお話いただきました。
中でも今まで日本ではなかなか浸透してこなかった「インクルージョン」という概念について、組織の多様性を活かすために必要なことであり、多様な人がまじりあって相乗効果を生むことの重要性についてお話いただきました。
また「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」を理解するための動画を視聴して違和感を感じた場面を話しあい、自分の言動や振る舞いにも思い込みや決めつけが無いか振り返ったり、コミュニケーション力を強化するため事前課題のチェックシートを元に自身のコミュニケーションの傾向について考えたり、重要なスキルは何かを話し合いました。
さらに、「チームとして成果を出すために必要なこと」として、チームをマネジメントする立場から多様なメンバーを支援するポイントや、アンコンシャス・バイアスを排除するチーム作りについて学んだ後、グループワークを通して参加者の意見を共有しました。
参加者からは、
「何となくは感じていたものですが、本セミナーで活字で確認して定義を理解したことで、より意識できるようになりました。」
「肯定すること、小さな成功体験を感じさせることについて、理解できました。同時に、それが、与えるものではなくて、こちらが得られるものであることと感じることが大事なんだと気づきました。」
「職場の心理的安全性を高めることは、どんな組織においても重要であると感じました。」
といったご感想をいただきました。
年末のお忙しい中、セミナーを開催してくださいました株式会社クオリアの荒金雅子さんはじめスタッフの方々、そしてご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。