2020/02/25
[イベントレポート]小中高生向け科学体験イベント「さっぽろサイエンスフェスタ in 北大」を開催
人材育成本部女性研究者支援室は小中学生向け科学体験イベント「さっぽろサイエンスフェスタ in 北大」を12月21日(土)に学術交流会館にて開催しました。このイベントは2012年から開催されており,今回で8回目となります。本イベントは地域の子どもや保護者に大学の研究や科学の楽しさや幅広さに触れてもらうとともに,学生や研究者のアウトリーチ活動の場の一つとして,地域で科学イベント等を実施するNPO法人butukuraと共催で企画・運営を行っています。実際に研究を行っている学生や研究者による,来場者のレベルに合わせた科学的説明が特徴のイベントです。小学4年生以上の小中高生を対象として事前申込制で参加者を募りました。
今回のイベントでは学内9部局から参加した大学院生を中心とした学生や教員等の有志47名が10ブース,北見工業大学が1ブース,札幌市内や滝川市,苫小牧市の高校等の科学部が5ブース,企業が2ブース,NPOが1ブースを出展しました。
それぞれのブースでは出展者達が行っている研究等に関して参加者が楽しく体験できるよう工夫されており,また高校生のブースは簡単な科学工作や体験が中心となっていて,どちらも小学生から大人まで非常に興味深そうに体験していました。
本年度の来場者数は子ども503名,大人411名となり,来場者数としては学術交流会館のキャパシティの限界となっていますが,非常に需要が高い内容のイベントであることから,今後もより良い実施形態を模索しながら継続していきたいと思います。
出展ブース
(出展グループ名)
- もっと気軽にミクロの世界を見てみよう(医学研究院 細胞生理学教室)
- 【見て食べて触って】糖質の正体を知る!(農学部 分子酵素学研究室)
- 光る色が変わる!?不思議な溶液を作ってみよう!(環境科学院 山田研究室)
- 光はどうやって色が付く?光の色を作ってみよう!(環境科学院 山田研究室)
- ヒグマってどんな動物?(北大ヒグマ研究グループ)
- 小さな化学実験室〜紙チップを使った健康診断(工学研究院 生物計測化学研究室)
- スライム作りに挑戦しよう!(理学部 ソフト&ウェットマター研究室)
- 金属のふしぎ(工学部 材料科学専攻)
- ふしぎ体験♪光をあてると色がかわる!?(理学部 有機化学第一研究室)
- 海にくらすふしぎな寄生虫たちを観察しよう(寄生蟲ラボ 北大・旭川医大合同チーム)
- ホタテの貝殻で水をきれいにする(北見工業大学 生物無機化学研究室)
- 光で分類して見る冬の星座(札幌開成中等教育学校 天文班)
- クイズ!名探偵ハリーと海辺のなぞ(藤女子中学校・高等学校 科学部)
- 藤サファリパークへようこそ(藤女子中学校・高等学校 科学部)
- ドラミングキツツキを作ろう(北海道滝川高等学校 科学部)
- 紫外線の強さを調べよう(苫小牧高専 サイエンス部)
- のび~る、みえ~る?不思議なテレビ(日東電工株式会社)
- 野菜のチカラを科学する(株式会社アミノアップ 研究部 生物化学研究室)
- 金属樹を育てよう(NPO法人butukura)
(レポート: 北海道大学 人材育成本部 女性研究者支援室)