異分野meetup week 2020 北見工業大学主催セミナー「地域と歩む冬季スポーツ支援工学」を開催しました(12/3)
2020年12月3日(木)に、北見工業大学主催セミナー「地域と歩む冬季スポーツ支援工学」をオンラインで開催しました。
このセミナーは、北海道の6つの連携機関が共同して組織する北海道ダイバーシティ研究環境推進ネットワークが主催する異分野meetup week2020の中で実施されました。セミナーを主催された北見工業大学の川村みどり先生よりレポートをいただきましたので、以下にご紹介させていただきます。
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本セミナーは北見工業大学冬季スポーツ科学研究推進センター センター長である桝井文人先生を講師にお迎えし、本学の特色ある研究分野の一つである冬季スポーツ支援工学についてじっくりと紹介していただきました。
各種報道でも話題になりましたが、10月31日に大学キャンパス隣接地にアルゴグラフィックス北見カーリングホール がオープンしました。通常とは異なり、3レーン中の1つが研究優先レーンとなった今までにないカーリングホールです。桝井先生らのグループでは、モーションキャプチャシステムや画像解析システム等を駆使したスポーツバイオメカニクスによるアプローチとストーントラッキングやAIシミュレーション等を活用したコンピュータサイエンス的アプローチによるカーリングの科学的研究内容について、詳細なご説明がありました。
講演中もチャットにより質問が多数寄せられ、その都度講師からの回答を交えた双方向でのセミナーが展開されました。セミナー終了後のアンケート結果でも回答者全員から「カーリングに興味を持った」との声が寄せられ、今後の成果にも期待が集まりました。
セミナーには、北見工業大学のみならず北海道大学など他機関より、20名程のご参加がありました。講師の桝井先生、主催の川村先生、参加された皆様、どうもありがとうございました。