「多様性を強みとして生かすための知識&スキル習得セミナー① アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)との付き合い方を学ぼう」を開催しました
11月9日(月)14:00より、「多様性を強みとして生かすための知識&スキル習得セミナー① アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)との付き合い方を学ぼう」をオンラインにて開催しました。
講師にはアンコンシャスバイアス研究所代表理事の守屋智敬さんをお招きし、北海道大学の教職員をはじめ、北海道ダイバーシティ研究環境推進ネットワーク(KNIT)共同実施機関である室蘭工業大学、帯広畜産大学、北見工業大学の教職員の方も含め、約40名が参加しました。
セミナーでは守屋さんからの「アンコンシャスバイアス」は誰にでもあって、それ自体が悪いものではないというお話から、では何が問題なのか、なぜアンコンシャスバイアスを学ぶのか、またどう対処していくか等について学んでいきました。
その後少人数のグループに分かれ、自分の体験や問題意識などについて数回に分かれ話し合う時間がありましたが、特に「決めつけや押しつけはどんな時、どんな相手にでやすいか」というテーマでは、時間を延長するほど議論が白熱したグループもありました。
参加者アンケートで、このセミナーに参加してみて今後実際に活用できそうなことはあるか聞いてみました。
・・・・・・・・・・・・・・・
・『アンコンシャスバイアスが自分にある』と意識するだけでも、今後の行動に変化があるのではないかと思う。
・授業の組み立て方の参考になった。
・学生の研究指導対応で、活用できそうなヒントがありました。
・少人数グループで話し合いをしましたが,このような話し合いを普段から設けると,自分自身のアンコンシャスバイアスに気付けるのではないかと思いました。
・これまで当たり前のように発していた言葉を見直すきっかけになりました。例えば「それは〇〇でしょ」と決めつけるような言葉はできるだけ言わないように気をつけようと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・
などなど、皆さんこのセミナーがご自分の職場や家庭などのコミュニケーションについて考えるきっかけとなり、今後にどう活かしていくかを考えていただいたようです。参加いただいた皆さま、そしてアンコンシャスバイアス研究所の守屋さん、太田さん、ありがとうございました。
講師の守屋智敬さん
北海道大学人材育成本部ダイバーシティ研究環境推進室では、本セミナーに続く第2弾、
「多様性を強みとして生かすための知識&スキル習得セミナー②ダイバーシティマネジメント(仮)」
を12月21日に開催する予定です。
詳細が決まりましたらお知らせいたしますので、こちらにもぜひ多くの皆さまのご参加をお待ちしております!